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プロローグ

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タイトル名「プロローグ」からは、記事の内容に期待しないでくださいネ (笑e)
 
プロローグ:CGE赤道儀を使いこなすための挑戦の始まり ・ ・ ・    なんちゃってぇ
 
 
 
昨日(11/15)
某施設から依頼を受けた「天体望遠鏡の本格的な運用」に向けての試運転を実践したのですが ・ ・ ・ 
結論的には、試運転は上手く行きませんでした。
私自身の力不足を痛感した次第です m(_ _)m
 
以前ご紹介した「CGE1100」(セレストロン280㎜シュミットカセグレン)です。
やはり、大きな望遠鏡は「夢」を感じさせてくれますねぇ
イメージ 6
 ↑
フードは純正です。
移動用に自作された台車は、「ナイス!」です。
この巨体がスムースに動くばかりでなく、「ストッパー」まで付いています。
よく考えられていると感心しました
 
 
 
また、
イメージ 1
 ↑
」には、極軸の高度調整用「ヘクスキー」があり、抜き差しして、収納できるように工夫されてます。
アメリカンですが、細かな配慮を感じました。
」は、高度の目安指標ですが、ヘクスキーの回転(ジャパンは時計回りが「高」)が逆向きでした。
さすが、左右が逆な、アメリカンに頷いてしまったです(笑
なお、
補正板に見える縦の線は、室内の設備の映り込みです。
 
 
 
 
恐らく、久しぶりに屋外の空気を思いっきり吸い込んだであろう「CGE1100」の勇姿をご覧ください
イメージ 2
・担当のT中さんに美味しいコーヒーをご馳走になりました、ありがとうございました!
 
 
北の方角に筒を向け、日が暮れるのを待ちました。
イメージ 3
 
 
 
この後、
陽もとっぷりと暮れ、いよいよ試運転開始となったのですが、そう簡単には行きませんでした。
 
初めて使う セレストロン「NexStar」 は、
四苦八苦の連続で、和文化された説明書のとおりに進めることができません 。 。 。 。 。  
 
コントローラーの使い方は、
愛機「R2-D2(Sky-WatcherDOBGOTO14)」で多少は使えるか・・・の甘い考えは通用しなかったです。
 
折角の自動導入機ですから、それを使えないというのは、残念至極!
自分のチカラの無さに悔しさを感じました。
途中から、
ワケが分からなくなっていましたが、
偶然にも、こと座のM57(リング星雲)だけは、視野内(プローセル40㎜[70倍])の端っこに飛び込んで来てくれました。
さすがに280㎜です、綺麗に見えました☆.。.:*・
 
これは、今日イチの嬉しさでした。
施設の担当者T中さんをトランシーバーでお呼びし、観望していただきました。
 
その後、調子に乗ってバンバン導入しようとするも、対象天体とは全然関係のない方向に向いてしまい、全く言うことを聞いてくれなかったです。
 
結局のところ、原因は分からずじまい ・ ・ ・
和訳された【囲み記事】に、
「CGE架台の指向修正する」の解説があり、
どうやら望遠鏡を組み上げた最初の段階で、「内部赤緯軸スイッチ」なるものを初期設定する必要があるのではと気づきました。
「自動2点調整」という機能があって、コントローラーがその2点を聞いてくるはずが、
私の使い方が悪いのでしょう、なぜか「メシエ5」のみ表示し、他の星(一等星など)を選択することができません。
 
その「メシエ5」を探そうと思ったら、急に雲が出だし、一挙に空一面が覆われてしまいました。
時計は午後8時を回っており、施設の方に迷惑になってもいけないので、
リベンジ」を誓って、機材の撤収にとりかかりました。
 
うぅ~ん、とても残念ですが、
近日中(来週?)に、もう一度チャレンジしてみようと思います。
 
なんだかマニアックな記事になりましたが、
セレストロン「NexStar」をお使いの方で、今回の私の記事をご覧になって、ご指導いただける点がありましたら、是非ともご教示いただけると幸せます。
よろしくお願いしまぁーす 
 
 
 
 
最後に、
蛇足ですが、こんな部材を自作しました。
イメージ 4
さて、何でしょう ?    ヒント:使うのは「4箇所」の穴です
イメージ 5
何かを取り付けるための部分品の自作です。
 
答えは、
本日(11/16)中に、画像を追加したいと考えています。
 
それでは、また ・ ・ ・ 
 
 
 
 
画像追加】 11/16  09:50
ホームセンターに「ネジ」を買いに行くまでもなく、あり合わせのネジを使うことにしました。
前述の部分品の使い道は ・ ・ ・ 
 
GOTO「3枚玉スーパーアポクロマート」の鏡筒バンドを、ビクセンGP赤道儀に装着するためのものです。
イメージ 7
鏡筒バンドとプレートとは「一点止め」なので、強度的にはやや不安はありますが ・ ・ ・ 
イメージ 8
 
なんだかんだと言ってはみても、
GP赤道儀の機動性は、MarkX赤道儀と比較して抜き出たものがあり、
月面(デジイチ一発撮り)や惑星(惑星カメラ動画)に、
トリプレットアポED80㎜(F15)の限界に迫れるような画を撮りたいですねぇ~ッ ☆彡
 
となると、
修理から帰還した新生MarkX赤道儀極軸スケールパターン交換赤経軸ガタつき調整)の使い道としては、
赤経軸ベースのポータブル赤道儀による星野撮影
赤経・赤緯・バンドのフルセット(笑)によるスロースタイルな大人向け観望会
で頑張ってもらいましょう! 
 

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