昨日(3/12)
平成27年度を締めくくる「ふれパクフェスタ」の星空探偵団に、スタッフとして参加しました。
ふれあいパーク 山口県由宇青少年自然の家
(山口県岩国市由宇町字深山2273-2)
年に一度の「ふれパクフェスタ」、今回も各種の楽しい催しが開催されています。
昨日お天気が良かったので家を早めに出て、ふれパク駐車場にて、グラマラスで太陽をチラ見です。
プロミネンス、太陽面ともに大人し目な表情だったです。
さて、今回持参した機材は、
左 サファリ 25X100双眼鏡
中 スカイウォッチャー BKMAK180マクストフ望遠鏡
右 Y村さん所有のFC100Dフローライト&EM-1赤道儀
今年のフェスタは、「国立山口徳地青少年自然の家」のスタッフ(I瀬さん)も参加されており、
ふれパク所有の28cmセレストロン自動導入赤道儀(CGE1100)の設置から加わっておられたので、初対面の挨拶を交わしました。
また、同好会メンバーではないですが、顔見知り(3度目)となったF谷さんとも、駐車場で軽く立ち話を ・ ・ ・
全ての機材をセットした風景は、こんな感じです。
仮設置(大まかに「北」の方角に向けただけ)の状態です。
その後も、お天気は持続し、ほぼ雲のない綺麗な星空でした。
しかし、ここで、トラブル発生です。
設置した28cmセレストロンCGE1100が、突然にモーターが不調になり、アライメント・自動導入ができなくなったのです。
つい先日まで、何度も操作演習され、バッチリ自動導入のはずだったのですが ・ ・ ・
星空探偵団の開始(19時40分から)が迫る中、スタッフ全員の顔に焦りが ・ ・ ・
そうこうしているうちに、他のイベントを終えた70~80人の参加者が押し寄せました。
観望会のスタートに当たり、「はじめの言葉」があったのか聞き取れなかったのか、とにかく凄い人数の参加者が、説明をする間もなく、次から次へと、列を作って、観望を始めたという感じです。
ご覧いただいた天体は、
○サファリ 25X200双眼鏡
オリオン大星雲
目の前に見えるオリオン座を見ながら、視野内のオリオン大星雲を覗けたので、皆さん喜んでおられました。
微動無しのカメラ三脚なので、頻繁に、粗動で視野内に調整導入の繰り返しでした。
○スカイウォッチャー BKMAK180(焦点距離2700㎜)
二重星団
40㎜アイピース(2インチ)70倍で覗くと、上下に二つの星団の星々がビッシリ、ギリギリ視野内に収まっている感じです。
視野からハミ出ると思っていたのですが、酒見人(2350㎜で約60倍)とほぼ同じようなイメージで見ることができました。
メンバーのY村さんは、三日月を見せておられました。
さぁ~て、いよいよ「木星」をご覧いただこうかと思ったら、
つい先程まで、あんなに大勢の人だかりだったのに、残っている人は10人足らず ・ ・ ・
。 。 。 「人の動き」って分からないものですねぇ 。 。 。
残られた方々には、
○木星 (まずまずのシーイング、本体模様と衛星がバッチリ見え、皆さん「おぉ~!☆彡」)
○シリウス
○コルカロリ (知ってはいたのですが、お恥ずかしいですが、私は初めて見ました)
をご覧いただきました。
観望中も気がかりだったのは、28cmセレストロンCGE1100のこと!
昨年の「ふれパクフェスタ」で、この望遠鏡を動かせるようにするため、手探り状態で3回の操作演習を繰り返し、副産物として「セレストロンCGE赤道儀NexStar操作ガイド」を完成させたのが、ちょうど一年前のこと。
私としても、思い入れのある望遠鏡です。
★今回の不調の中、 ふれパクの担当者 稲○さんが粗動で「木星」を導入し、参加者に見せておられた ガッツには頭が下がる思いがしました。
「 練習では、あんなに上手く動いていたのに ・ ・ ・ 」との談 とても残念でしたね。
【症状】
・モーターが、アライメントの初期から、ゆっくりしか動かない(途中からは動いている気配もなくなる)
(赤経・赤緯ともに左右ダブルロック式なので、全てしっかり締めても変化なし)
(赤経モーターだけでも動けば使えるのに、それもできない(動かない))
・コントローラーは、前回操作時の設定内容が記憶されているなど、いつもと同じ動き
電気音痴な私は、適切なアドバイスができませんでした。
観望会終了後に、
再度、別の日に操作してみて、同じような症状であれば、修理に出そうかとの話になりました。
修理を請けてくれるところって、どこがありますかね?
思いつくのは、
・K-ASTEC
・天文ハウス富田
この望遠鏡は、
国内代理店ではなく、渡米されていた岩国市民の一人が、米国で購入し、帰国する際に持ち帰り、その人が亡くなられたため、引き取り手として、ふれパクに寄贈された貴重な望遠鏡です。
日本の土を踏んで、既に10年以上の品物です。
現在のセレストロンCGE赤道儀の初期型(?)なのでしょうか、詳しいことは調べないと分かりません。
使える人が居なくて、施設の倉庫に眠っていた「28cmセレストロンCGE1100」
復調させ、再び、この望遠鏡に宇宙の光を ・ ・ ・ ・ ・
後日、施設の方による操作で動くようになるかも知れませんが、また、いつ動かなくなることも十分に考えられます。
★お願い
どなたか、この記事をご覧になった方で、対応策や修理依頼先について助言をいただける方がいらっしゃいましたら、是非ともお願いいたします。