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救世主 現る・・・☆.。.:*・

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2~3週間前から、UTNに「惑星」を掲示していました。
UTNUsed Telescope Network 中古天体望遠鏡情報「個人売買掲示板」)
 
 
の候補は、
①スカイウォッチー 180㎜マクストフカセグレン
②セレストロン 235㎜シュミットカセグレン
条件としては、
・使用感が少ない
・光学系に問題がない
 
半ば諦めかけていましたが、遂に『救世主』が現れました。
譲渡者(救世主)は、意外にも近場(広島県西部)でした。
もちろん、程度は「極上品」です
 
待ち合わせ場所は、「ユーホー東広島店」の駐車場(250台)になりました。
岩国市内から、高速道を利用して、ちょうど1時間で着きました。
到着が早かったので、譲渡者(M野さん)が来られるまで、駐車場の空きスペースで、グラマラスを設置!
イメージ 1
生憎のお天気で、ダークフィラメントが数本をなんとか見れるような・・・
設置中に若者4名が近寄ってきて、
「なんだ何だ?」
「真っ赤な太陽だぁ!!」
一人の青年が非常に興味を抱いたようで、「目が黒焦げになりませんか?」と尋ねたので、「気を付けないとジュっと焦げるかも・・・」と笑いを誘いました。
他の3名も、「おぉー、すっげぇ~」っと奇声を上げて、去って行きました。
 
そして、設置後、5分くらいでM野さんが到着されました。
初めてお会いしましたが、とても物腰が柔らかく、お人柄がにじみ出るような優しい人でした。
M野さんの保有機材をご紹介すると
◆赤道儀
 GP2
 GPD
 EM-200Temma2
◆望遠鏡 
 VixenED102SS
 タカハシFS128
 タカハシFS78
 タカハシSKY90
 タカハシMT130
 セレストロンC8
 ボーグ101ED
 ボーグ50FL
 Pentax65EDⅡフィールドスコープ
 TOMY ファミスコ60
◆望遠レンズ
 SIGMA500㎜F4.5
 CanonEF300㎜F2.8
 CanonEF200㎜F4
◆一眼デジカメ
 NikonD800
 NikonD600
 Canon5DmkⅡ
 Canon60D
 CanonX2(Hα)
 OLYMPUS OM-D E-M1 (今は6台ですが、これまで40台買いました、とのこと
 
完璧な「天文オタク」ですねぇ~ 羨ましい!
しかも、奥さまは、
人生は一度きりだから、自分の好きなことをしても良いですよ」って言ってくれるそうです。
 
私は、
「なんでぇ?」
「(うちの家人と) なんで、ここまで違うの?!」
すっかり、 駐車場で出会った若者4名みたいな心境になっていました。。。
 
 
M野さんから近くの喫茶でゆっくり話しましょうと誘われましたが、
■今日は家人に内緒で来ていること
家人に見つかったら、こっぴどく怒られそうなこと  を告げ、屋外駐車場で立ち話をしました 
 
話の後半で、昨年この時期に撮影したパンスターズ彗星が地元NHKに採用されたそうです。
すごいなぁ~ッ ☆.。.:*・
(昨日お別れした後、夕方にメールしていただいた画像です)
イメージ 2
 
さらに雲が広がり、グラマラスは途中で車内へ・・・、 楽しい天文会話(約30分)もあっという間に過ぎました。
お安くしていただいたことのお礼を申し上げ、
「大切に使わせていただきます」
「また、いつかお会いしましょうねッ」と告げ、 M野さんの車を見送りました。
 
 
その後、
折角ホームセンター「ユーホー」に来ているし、家人の目をカモフラージュするため「収納ボックス」を買いました。
一旦は2,480円の品物の購入を決めましたが、レジに向かう途中で色違い 1,480円のボックスを発見しました
また、
ビクセンGP赤道儀は耐架重量「7kg」であり、バランスが執れないだろうと考えられました。
追加ウエイトを買うほどの余裕(財布)がないので、タカハシ3.5kgバランスウエイトをワイヤー(自転車の鍵)を使って代用しようと思いつきました。
イメージ 3
 
 
記事が長くなりましたが、
M野さんに譲っていただいた「惑星筒」は、
 
セレストロン
イメージ 4
 
 
C9 1/4 (XLT)
・スライドプレートによる筒の前後バランスは、この位置で合います
矢印は、筒を振り回すためのグリップです
・GP用バランスウエイト(3.7kg+2.8kg)のみでバランスします
(自転車のワイヤーは不要でした、、、 安かった(544円)ので何かに流用することにしましょうか(笑e))
イメージ 5
 
 
極上品
イメージ 6
 
 
耐架重量「7kg」に比し、鏡筒重量は「9kg」です。
過積載によるユレが心配されましたが、このGP赤道儀の高度調整ネジ(北側)を補強しているので、
ゆっくり扱えば大丈夫かと思われます。
イメージ 7
実際のところ、長い反射鏡筒ではないので、心配していたほどのユレは感じませんでした。
(M野さんの話では、月の撮影時、カメラのシャッターによるブレが生じるようなので留意する必要があります。)
 
ただし、重いため、
筒を載せる瞬間は細心の注意を払わなければならないですし、アリガタプレートの固定ネジが一つだけなので、直ぐ横に付いている補強ネジでガッチリと固定する必要があります。
不用意にネジが緩んだり、プレートが抜け落ちたりしないよう、
撮影(観望)中も、常時チェックするという体制で臨んだ方が良さそうですネっ!
 
なお、筒内気流が発生しやすい(収まりにくい?)とのことですから、
温度順応のため、外気に慣らすための時間を要することになりそうです。
 
 
果たして、
私に、この筒を使いこなすことができるのでしょうか ・ ・ ・ 
期待(大口径)と不安が入り混じっているのが、今の正直な気持ちです      
 
 

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