惑星用鏡筒として
東広島市西条町(広島の酒都)のMさんから セレストロンC9 1/4を譲っていただきました。
この新顔さんに、愛称を募集させていただいたところ、7名の人から応募がありました。
厳正なる、私の独断で、その名も「酒見人(シュミット)」とさせていただきます。
命名者は、近場(広島県西部)のブロ友 Kin**roさんです!☆彡
応募の原名は「酒味人(シュミット)」でしたが、ちょっと捻りを入れて ・ ・ ・
☆ 酒を呑みながら、星を見る人(正に私のこと) 笑e~ッ
応募いただいた方々、ありがとうございました
私にピッタリな名前を授かった 酒見人くん 、ファーストライトに向けて諸準備をしました。
①光軸調整
これには参りましたぁ~ッ!
レーザーコリメーターを使って簡単に調整できるはずだったのですが、中●製廉価品のため、31.7㎜サイズのスリーブが接眼部のバレルとピッタリ合わず、ぱかぱかと隙間ができてしまい、これでは光軸調整できないばかりか、泥沼にハマってしまいました。
諦めかけた末に、タカハシ24.5㎜センタリングアイピースを使って、なんとか、大雑把ではありますが、光軸出しを終えました。
②必須アイテム発注
シュミカセにとって、筒先フードは欠かせないアイテムです。
市販品だと 7,000円くらいするので、遮光クロスのみを購入して、別途にホームセンターで調達する予定のポレプロピレン素材のフード内部に貼り付けることにしました。
③アイデアグッズ発注
この鏡筒は約9kgの重さがあり、赤道儀架台に載せる時に、筒が落下しないように、筒に標準付属のグリップを持ちながら、慎重に、しかも素早く、ロックネジを締め付けなければなりません。
このグリップの位置が絶妙に悪くて、不便を感じています。
そこで、閃いたことが・・・
そのことは、追ってご紹介したいと思います。
夕食の後(午後9時過ぎ)
家人に見つからないように、そっとベランダにセッティングしました。
酒見人くん のファーストライトです。
※東側ベランダは、直ぐ横に大きな交差点がある国道が走っており、JR線路も近いので、轟音(国道)とカタカタ音(線路)の振動がモロです。
撮影中も、大きな車や電車が走る度に、PCモニターに映る火星は、終始、踊りまくっていましたぁ~。
やはり、GP赤道儀では無理があるのでしょうか ・ ・ ・
この次は、振動がない西側ベランダで木星を狙ってみましょうかネ
さて、今回
狙った対象は、来月に最接近が迫った「火星」です。
最初は晴れていました。
ところが、光軸調整にモタついてたら雲が広がってきて、一旦は諦め、PCとPCカメラを撤収したです。
その1時間後、次第に雲間が切れだして、なんとか撮影できるようになってくれました。
しかし、
この時期特有の悪シーイングで、視野内の火星は、その模様を殆ど確認できないような状況 。 。 。
酒見人くん には、ほろ苦いファーストライトになってしまいました。
DFKカメラ+×3バローで撮影した原画です。
↑上の画を、
ステラ画像復元 → レベル補正 → トーンカーブ(対数) で、こんな画像になりました。
白く輝く「極冠」と「白雲?」が印象的ではありますが、なんだか風変わりな色合い、表現になりました。
この筒を使いこなすには、まだまだ時間がかかりそうですねぇ~っ☆≡。゚.
【記事追加】 3/16 06:35
お早うございます。
どっちが北やら東やらも分からずに漠然と撮っているのが私らしいですw ・ ・ ・ 恥かしいe 、 、 、
惑星屋:シュミットさんにご指摘をいただき、反時計回りに120度回してみました。いかがでしょうか
[シュミットさんのコメント]
(上の画の)左側の白い部分が極冠です。
それを右下辺りに持ってくると朝夕(左右)に白い朝霧が出て居るのが分かりますね。
流石、惑星屋さんならではのコメントですネ☆.。.:*・
露出を変えて撮影した画があったので、こちらも処理してみました。
RegiStackのみで、ステラの画像復元はしていません
【追伸】 3/16 08:00
キリの良い8,000回目のコメントは、前回記事での「ぱるまあさん」への リコメ でした
ありがとうございます。
皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします☆.。.:*・
【セカンドライトも今イチ】 3/17 01:05 画像追加
(西側ベランダにて)
2014.03.16 木星を狙いましたが、シャープに写すことができませんでした。
DFKカメラ+×2バローです
シーイングだけでは済まされない、シュミカセ特有の像の甘さが起因しているのでしょうか?
機材のせいにしてはダメですよねぇ、オーナーとして失格・・・
潜在能力は高いはずですから、なんとか策を講じて、シャープな惑星を撮りたいです。
試行錯誤が続きそうですw