毎日、尾っぽの姿が激変するらしい ラブジョイ彗星☆彡
他の方が撮影された画を拝見し、とても気になっていたのですが、
やっと、昨晩(1/10)撮ることができました。
今回は、
①撮影機材は、200㎜望遠レンズ(キャノンEF70-200㎜F4)を最優先とする
②ノーマル機(キャノンKiss×4)、高感度ISO、短時間露出に初挑戦する
③彗星核を基準とするオートガイドに初挑戦する
これらを予め決めていました。
撮影スタイルは、こんな感じです。
(いつもの田んぼの畦道 )
・オートガイダーは、SSAG
・ガイド鏡は、60㎜F4(200㎜)
・ガイドマウントは、アトム製
~ 構図によっては、カメラの彗星の位置とガイドモニター中心位置とが離れる(基準とする彗星核が画面から ハミ出る)ことがあるので、今回は非常に役立つ結果となりました。
☆ISO 3200 露出90秒
無茶とは知りながら撮影を開始したら、いきなり、人工衛星が飛び込んでいたようです。
(撮影後に液晶画面を見て気づきました)
※ 2013年「パンスターズ彗星」を200㎜で撮った時にも、運良く人工衛星(流星?!)が飛び込んでくれましたぁ
☆ ISO 1600 露出180秒
一枚一枚は、こんな程度の写りなのですが ・ ・ ・
・画面中央下の薄黒いカゲはCCDの汚れですねぇ
・彗星の固有運動はかなり早く、9枚撮って、見比べるとドンドン移動しているのが良く分かりました
☆ いつもながらJPEGなので、簡単処理しかしていません
ステラ「彗星核基準コンポジット」、ステラ「レベル補正」、PSE「補正」
今回は、トーンカーブはやってません
↑
・ほんの少しだけ トリミング しています(ギリギリCCD汚れを隠す程度のResizeです) クリックで拡大
・キツイ画像処理はしていませんが、淡いながらも、けっこう長い尾が見えますねぇ
※×4はノーマル機なので、月や太陽にしか使ってきませんでしたが、撮影後の画像処理では時間もかからず、発色も良いですね。
彗星、スバルなどHα領域以外の天体には十分に使えると感じました。(今まで使っていなかったのが失敗ですねぇ~)
☆ おまけ
反転画像です。
実は、
ε160も同伴していましたが、
この撮影の後、あっという間に雲が広がってしまったので出番なし、ちょっと可哀想だったですw
ところで、
彗星って、太陽に近くなって明るくなるのが普通(?)ですが、
夜の夜中まで見れる彗星って、珍しいですよネ☆彡
百武彗星も夜中に頭上だったですからねぇ~ ☆.。.:*・
とにかく、
超怒級の大物、
双眼鏡を使わなくても見れる、肉眼彗星の出現が待ち遠しいですネ