先日ご紹介(予告)していた岩国市科学センターでの集会に行ってきました。
軽い気持ちで引き受けたのですが、いつの間にか「講習会」という仰々しいことになっていて・・・
なので、今回のブログタイトルは「勉強会」ということにさせていただきますw~(笑e)
朝8時30分に着いたら、既にK村先生が来られていました。
早速、2階研修室に上がり、各種の準備を急ぎました。
プロジェクターの設置は、使い慣れていらっしゃるK村先生にお願いしました。
一応、天体写真の撮影と画像処理という内容なので、持ち込んだ機材等は以下のとおりです。
・GP赤道儀
・晋作弟(タカハシFS60-CB)
・グラマラス(コロナドソーラマックスⅡ60)
・ラバーヒーター
・タイマーリモコン
・キャノンKissDX(改)
これらを組み上げ、撮影している雰囲気づくりを・・・(笑e~ッ)
集まった方々は、
面識のある方では、K村先生(指導員№1)、Y村指導員、F山指導員、K野校長
初対面の方は、F本教諭、○○教諭(お名前を聞き忘れました)
また、
画像処理の説明をしている途中、科学の祭典でお世話になった科学センターのS田さんには、美味しいコーヒーを呈していただきました、ありがとうございました
集合時刻の9時に、勉強会が始まりました。
自己紹介がてら、機材、科学センター、科学の祭典、あいあいセンターをスライドショーにてご覧いただきました。
(上手く動画が開けないですねぇ、自分からは分からないので見苦しいと感じた方はコメントで教えてください。)
ぶっつけ本番なので、やってみないと、どれだけ時間がかかるか分からない状態でした。
準備した資料です。
デジタルに移行した直後(6年前)、ステラVer5の取説を見ながら、エキス部分だけをワープロ化したものが紙ベースで残っていたので、コピーして配付しました。
最新のVer7とは操作過程も変わっているので、殆ど参考にならないと思います。
Ver7は取説がないまま、テキトウにやっているので、本来は講師をするような立場にはないのですが、引き返すこともできず・・・ (苦笑)
では、
早速ですが、
①天体撮影
皆さん、それぞれに経験がある方ですから、説明時間は10分くらいだったでしょうか・・・
緊張していたので、時計を見る余裕がなかったです(恥e)
②画像処理
参加された皆さんの関心は、画像処理のようでした。
天文雑誌に入選するような技量のない私です。
逃げ口上として、「自分なりに楽しめればそれでいいんじゃないでしょうか」を謳い文句に、いつもの「お気軽派
JPEG簡単画像処理」をご紹介しました。
・コンポジット(ステラVer7)
・レベル補正( 〃 )
・トーンカーブ処理( 〃 )
・仕上げ「背景調整(グレー点)」(Adobe Photoshop Elements 7.0)
文字だけでは、なんのこっちゃ分かりづらいので、プロジェクターを使いながらのプレゼンテーション実践です。
○「すばる星団」
○「オリオン大星雲」
ここで、Y村指導員から「固有運動する彗星を、どのようにコンポジットするのか」との鋭い質問がありました。
私は、「メトカーフという複雑な移動量の計算は、私は分かりません」、
なので、「なんのことはないですよ、ステラVer7が勝手にやってくれるんですよぉ」と答えましたぁ(笑e~)
○ラブジョイ彗星
※赤道儀とオートガイダーの調子が悪く、星像が点に写らず流れているのですが、ステラVer7が賢いので、こんな感じに繋げてくれますと補足説明しました。
※淡い写りの尾っぽを、トーンカーブで持ち上げます☆彡
○RegiStax5による動画処理「木星」
完成した画像です。
☆すばる星団
↑
クリックで拡大
☆オリオン大星雲
↑
クリックで拡大
☆愛女医彗星
↑
☆木星
↑
クリックで拡大
ということで、
約1時間のはずでしたが、
途中での、質問にシドロモドロだったので、終わったのは10時30分を回っていました。
それから、
K村先生を中心に、星談義など・・・
1階に降りて、
科学センターの玄関先でも、さらに立ち話を少々、、、
ここで、
4月に「同好会」を結成しようとの声が上がりました!
((( 言い出しっぺは「私」とのこと・・・責任重大! )))
一体全体、どうなるのでしょうか?
まッ、K村先生が上手くまとめてくださることでしょう・・・他力本願!
さらに、
本日午後1時から、市内玖珂町「あいあいセンター」を借り切っており、太陽観望会を開くとのこと。
空を見上げると、ヾ(・∀・;)オイオイ、厚い雲が出ていました。
K村先生曰く「さっきまで晴れていたのに、曇り男は誰かなぁ~?」
私は、正直に手を挙げました。。。(爆w?)
11時30分過ぎに、玄関前で解散しました。
☆☆☆
ちょっと窮屈ですが、このまま「太陽観望会」の様子をご紹介します。
午後1時に、あいあいセンター1階ロビーで待ち合わせ・・・私は数分遅刻しました、スミマセンm(_ _)m
参加者は、
K村先生、Y村指導員、F山指導員、K野校長、F本教諭、そして私、合計6人です。
早速、K村先生から、参加者へ天文台室の使用方法の説明がありました。
ドーム内の照明⇒スリットの開閉⇒各種電源ON⇒架台ロック解除⇒ステラナビ8立ち上げ⇒「定位置」設定⇒導入する天体「」チョイス⇒【観望】⇒「定位置」ホームポジション⇒架台ネジロック⇒各種電源OFF
そして、いよいよ「DayStarフィルター」のリベンジです。
最初は雲の往来が多く、やや難儀をしましたが、次第に晴れ間が広がり、晴天を確保することができました。
さて、肝心の見え味ですが、
フィルターの温度調節に時間がかかるためか、眼視では、今イチという感じでした。
カートン8cm屈折望遠鏡に、筒先フィルターを装着し、接眼部にDayStarフィルターをはめ込む仕組みになっているのですが、筒先フィルターが本来の口径以下(6cm?)に絞ってある(6cmだとF値は「20」の)ためか、視野内の太陽は「薄暗い赤」というイメージです。
それでも、黒点はちゃんと分かったし、太陽周辺リムに小型のブロミネンスを確認することができました。
それじぁ、写真に撮ってみようということになり、持ち込んでいた私のキャノン×4で撮るため、ライブビューでピント合わせをしようと露出時間を延ばしていたら、まぁまぁ~なプロミネンスを確認することができました。
(カメラ液晶画面に写るプロミネンスを、携帯カメラで撮っているのは、私:イッシーですw)
また、
次回は、F本先生のご提案による「PCを利用し、モニター画面にリアルタイムな太陽を投影する」に取り組もうとの意見が採択されました。
楽しみですネ☆彡
そして、
仕上がった「太陽画像は」、次の2枚です。
○カラー(Kissピンク 40枚スタック)
○白黒(Kissモノクロ 30枚スタック)
↑
薄雲があったせいでしょうか、少しマダラになってしまいましたぁ m(_ _)m
参加いただいたメンバーから
「画像処理というものがあまり難しくなく、簡単に出来ることが理解できた」
「これなら自分でもできそう。やってみようかな?と再び撮影の意欲がわ いてきた・・・」
とのメールをいただき、 今回の私の役目は、一応終わったのかなと思った次第です。
今後は、合同撮影会とか、定期観望会とか、できたら良いですネ
最初から、あまり無理はしないことが、長続きする秘訣では ・ ・ ・ ( ̄^ ̄)ゞ
正直、今回の記事には熱が入りましたぁ ☆.。.:*・