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ルーチン

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単身であるがゆえ、週末限定の天文ライフとなっています。
(単身先では、家人に内緒の機材を眺めながらニヤニヤしていますが・・・)

昨夜(5/28)は、当初は「晴れ」予報でした。
でも、
朝から
昼から
夕方から、雲が絶え間なく広がっていました。

それでも、晴れを信じて、東側(北寄り)の狭いベランダに機材をセットしました。
狙いは、「火星」です!

夕方6時から、この状態でスタンバっていました。
イメージ 1
(撮影時には、ZOW社ASI120MCを装着する予定だった・・・)



東南の方角には、厚い雲はありましたが、時折、火星が明るく、顔を覗かせていました。
自宅の目の前にある工場の煙突から出る煙も、それまで南方向にたなびいていたのに、真っ直ぐ上に伸び、シーイングが安定していることの証かと喜んでいました。
イメージ 2



その時点では、「今日はイケる!☆彡」って信じきっていましたねぇ。
つい、嬉しくて、機材の写真ばかり撮って ・ ・ ・ (笑)
イメージ 3



すっかり油断してしまい、
目の前に「火星」が見えているのに、もう少し高度が上がってから、バッチリ撮るぞぉ~ッ! って、シャワーを浴び、
再びベランダに出て見ると、
なんてことでしょう、空全面が、白く、厚い雲に支配されていました。


この方角に、火星がいるはずだから、暫く待ってみよう、一瞬でも晴れ間が広がるかも ・ ・ ・
イメージ 4

PCでモタモタしているヒマはないので、
使い慣れていて、導入→撮影にレスポンスがある「デジイチ(KissX4)」を装着し、
この体制で、
イイチコを呑みながら、およそ45分待ちましたが、星が見える兆しは全く感じられず、撤収 !


まッ
こんなの「ルーチン」ですからねぇ。
怒ったり、嘆いたりしても仕方ない、お天気ばかりは、どうしようもないです。
これが、
フィールド遠征だったら、また気持ちも変わってきますが、
遠征先で、仮に曇って撮影できなくても、
(見えないけど)星と向き合っているんだと感じられるだけで、至福であったりします。



中国地方は、曇り空でしたが、
関東方面は、晴れたようですね。


いつもコメントをいただいている「兄ぃ」が、三大惑星を撮っていらっしゃいます。
アクロ屈折であるがゆえ、色合いが「黄」が強いと感じました。
了解も得ずに、
人が折角撮った画を勝手にいじるとは大変失礼とは思いましたが、心の広い、旧友のような「兄ぃ」ですから、きっと許してくれることでしょう ・ ・ ・

兄ぃ、見てますか?
慌てず、じっくり、自分好みに仕上げてくださいねぇ。

私も、
こんな「火星」を撮りたかったんですw
(撮った後の画像処理も、同じくらいに大事です)
ステライメージ「Lab色彩補正」で黄色を和らげます
イメージ 5

バックグランドが不自然な色合いになったので、PSE(Photoshopエレメンツ廉価版)レベル調整「ブラック点」で背景一発黒変換したら、グッと引き締まります
イメージ 6
(右側の「ブラック点」をクリック、中央の任意の背景部分で「ワンクリック」すれば背景が真っ黒に!)



私も、
こんな「火星」を撮りたかったぁ
イメージ 7


こんな「木星」も
イメージ 8


こんな「土星」も
イメージ 9





ルーチンのはずなのに、
                  

                       あぁ~、ぐっやじぃ~~~ !    ☆.。.:*・





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