星とたんぽぽ
金子みすず
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきにだァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
★金子みすず
☆童謡詩人
1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(今の長門市)に生まれ
1930(昭和5)年、26歳の若さで逝去
長門市に「金子みすず記念館」
毎年3月10日に「みすず忌」
金子みすず
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきにだァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
★金子みすず
☆童謡詩人
1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(今の長門市)に生まれ
1930(昭和5)年、26歳の若さで逝去
長門市に「金子みすず記念館」
毎年3月10日に「みすず忌」