前回に記事は、’77年版「天体望遠鏡のすべて」でしたが、
今回は、’72年版「天体望遠鏡のすべて」からです。
「西村反射」の画像を提供いただいたのは、周南天文同好会のF永会長さんです。
昭和47年(1972)発行の「天文と気象」の別冊『天体望遠鏡のすべて』の記事という、大変貴重な資料であり、「設計者のことば」などが出ていて、とても興味深く拝見させていただきました。
メールに添付いただいたPDFファイルを上手く開けなくて、
あれこれ弄りまわした挙句、ペイント機能を使って、縮小サイズでの掲載です。
(右下クリックでも大きくなりません・・・目を近づけてご覧ください)
まずは、
☆15㎝反射経緯台 ・ ・ ・ 三脚がネコ型ですねぇ
そして、(シャープ兄)
☆20㎝反射赤道儀
!? 気付かれた方もいらっしゃるでしょうが、
’72 と ’77で、値段が2倍近く違いますね!
’72 ’77
15㎝反射経緯台 85,000 円 182,000 円
20㎝反射赤道儀 330,000 円 540,000 円
わずか5年の間に、いったい何があったのでしょうか?
「第一次オイルショック」です!
天文界も、激動の時代に翻弄されたということですねぇ
そんなことを考えながら、これから年末の大掃除です。
今年の記事は、これが最後でしょう。
よっぽど気が向いて、写真を撮れば別でしょうが、それはなさそうですねぇ (笑)
今年も、ご訪問、コメントをいただきありがとうございました ☆彡
皆さまも、どうぞ良い年をお迎えください。
ご健康とご多幸をお祈りいたします