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Channel: 石っころ天文ブログ
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AS!2 オートスタッカー

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惑星撮影後の画像処理における「スタック」処理

これまでは、使い慣れた「RegiStax5」でスタックしていました。
前回の「木星」記事で、シュミットさん、mn3192さん、ご両名からAS!2」の存在を教えていただいたので、早速実践してみました。

操作説明書がある訳じゃないので間違っている個所もあると思いますが備忘録として記事にします。

検索
イメージ 1

和訳しようとしたのですが、
この Web サイトに入力する情報のセキュリティを保護するため、このコンテンツの発行者はフレーム内での表示を許可していません」と表示されます。
フリーソフトなのに残念ですねぇ。


トップページから ダウンロードを選択
イメージ 2


最新バージョンをダウンロード
イメージ 3


保存されたZipファイルを開きます
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インストールを行います
イメージ 5


「AS!2」を実行します
イメージ 6


1)Open」をクリックし、スタックしたい元画(動画)を開きます
イメージ 7


ここまでは悩むことはなかったのですが、ここからの手順は間違っているかも知れません
 違っていたら、どなたか教えてくださいネ
右側のプレビュー画面に元画が表示されるので、とりあえず「2)Analyse」をクリック
中央下に進行状況が表示される
100%になった後、右のプレビュー画面で、スタックの基準となるポイント(10~20ケ所)を選択する
続いて、中央下の「3)Stack」をクリック
緑枠内の全てに「レ」が付いたらスタック処理は終了
右上「Export」の「Current」をクリックし、適宜の場所に「TIF」画像を保存する
イメージ 8


スタック後のTIF画像です
私的には、これでも十分に満足なのですが、さらにRegiStax5」でウェブレットを利かせます
イメージ 9


RegiStax5(ウェブレット) 
   ステラVer7(画像復元マルチバンドシャープトーンカーブ対数コントラスト)
イメージ 10


前回の画像との比較です
・画像処理過程は同じにしたつもりです(難しい手順は踏まずいつも決まった作業過程としています)
左 前回(「RegiStax5」でスタック)
右 今回(「AS!2」でスタック)
イメージ 11




今後は「AS!2」を常用することと思います。

何故かと言うと、
「RegiStax5」でスタックする際、
元画に不良なフレームがあった場合は、2,000~3,000ものフレームの中から不良なものを手作業で探し出し、そのフレームをオミット(「」を外す)した後に、スタックを始めなければならなかったです。
例えば、
嫌ぁ~な ノイズ
イメージ 12

激しい ズレ
イメージ 13

このような不良フレームをオミットしないと、スタックそのものができなかったのです。
PC音痴なので、原因は不明です。
恐らく、カメラからPCへの転送に問題があるのではないかと思いますが・・・

この悩みから解消されるのですから、「AS!2」は必須アイテムになります!

シュミットさん、mn3192さん、ありがとうございました  


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