皆さんも、「スターゲイズ」という天文ショップをご存じと思います。
私は、当ショップのINDEX「新天体情報」で新彗星や新星の発見情報を得ています。
テキトウに天文を楽しんでいる程度の私のことですから、
スターゲイズのHPは、時々訪問する程度です。
当ショップの良いところは、
例えば、新天体が彗星の場合、長期間にわたって「位置情報」を提供してくれるところです。
アイソン彗星、ラブジョイ彗星の写真撮影時には、赤経・赤緯の位置をメモって撮影に出かけました。
しかし、
その後は、明るく大きな彗星が現れていませんねぇ。
今年の「ジョンソン彗星」は期待外れで、写真どころか観望さえしなかったです。
昨夜、久しぶりにスターゲイズ「新天体情報」を見ましたが、
タイトルのとおり、「くじら座に15等の新彗星」が発見されていることを知りました☆彡
(内容を一部抜粋させていただきますと)
アメリカ オハイオ州立大学天文学部が、主に系外銀河に出現する超新星の検出を目的として進められているASAS-SN(All-Sky AutomatedSurvey for Supernovae)プロジェクトが、チリのセロトロロ天文台に設置した口径14cm望遠鏡で、7月19日にくじら座付近を撮影した画像に移動する彗星のような天体があるのを検出しました。
(途中略)
7月24日までの観測データから、現在彗星は約1.9AUの距離にあることがわかり、10月14日ごろに太陽に約1.5AUまで接近することがわかりました。さらに、太陽に近づくのと同時に地球にも約0.7AU程度まで最接近し、日本からは深夜の天頂近くに見ることができます。
(途中略)
オーストラリアのサイディングスプリングに設置されている遠隔操作望遠鏡プロジェクトiTelescoppe.netの50cm反射望遠鏡で撮影した画像をこちらで公開しています。また日本では、埼玉県上尾市の門田 健一さんが、25cm反射望遠鏡とCCDによる観測で12等と報告しています。
こちら
という内容です。
詳しくは、スターゲイズのHP https://www.stargaze.co.jp/news/news.html をご覧ください。
久々に「大物彗星」になって欲しいですネ!☆彡
深夜の天頂近くに見ることができる・・・は、かの「百武彗星」と同じですが、
百武彗星と地球との距離が僅か「0.1AU」という至近距離であったことに比べ、今回の新彗星「C/2017 01」は、「0.7AU」です。
どんな姿で私たちを驚かせてくれるでしょうか
最接近は10月14日(土)ですから、その日は直ぐにやって来ます!
ここ最近、まともな写真撮影をやっていないので、レハビリをそろそろ始めないと・・・ (苦笑)
最後に、
「i telescope」HPの動画を切り取った画をご紹介して終わりにします。
(連立するtelescope群)
(全て「遠隔操作」により、膨大な量のデータから新天体の検出が行われているようです)
(前掲の「C/2017 01」画はこの望遠鏡で撮影されたのでしょうか?)