ぶっつけ本番なので、やってみないと、どれだけ時間がかかるか分からない状態でした。
準備した資料です。
デジタルに移行した直後(6年前)、ステラVer5の取説を見ながら、エキス部分だけをワープロ化したものが紙ベースで残っていたので、コピーして配付しました。
最新のVer7とは操作過程も変わっているので、殆ど参考にならないと思います。
Ver7は取説がないまま、テキトウにやっているので、本来は講師をするような立場にはないのですが、引き返すこともできず・・・ (苦笑)
では、
早速ですが、
①天体撮影
皆さん、それぞれに経験がある方ですから、説明時間は10分くらいだったでしょうか・・・
緊張していたので、時計を見る余裕がなかったです(恥e)
②画像処理
参加された皆さんの関心は、画像処理のようでした。
天文雑誌に入選するような技量のない私です。
逃げ口上として、「自分なりに楽しめればそれでいいんじゃないでしょうか」を謳い文句に、いつもの「お気軽派
JPEG簡単画像処理」をご紹介しました。
・コンポジット(ステラVer7)
・レベル補正( 〃 )
・トーンカーブ処理( 〃 )
・仕上げ「背景調整(グレー点)」(Adobe Photoshop Elements 7.0)
文字だけでは、なんのこっちゃ分かりづらいので、プロジェクターを使いながらのプレゼンテーション実践です。
○「すばる星団」
○「オリオン大星雲」
ここで、Y村指導員から「固有運動する彗星を、どのようにコンポジットするのか」との鋭い質問がありました。
私は、「メトカーフという複雑な移動量の計算は、私は分かりません」、
なので、「なんのことはないですよ、ステラVer7が勝手にやってくれるんですよぉ」と答えましたぁ(笑e~)
○ラブジョイ彗星
※赤道儀とオートガイダーの調子が悪く、星像が点に写らず流れているのですが、ステラVer7が賢いので、こんな感じに繋げてくれますと補足説明しました。
※淡い写りの尾っぽを、トーンカーブで持ち上げます☆彡
○RegiStax5による動画処理「木星」
完成した画像です。
☆すばる星団
↑
クリックで拡大
☆オリオン大星雲
↑
クリックで拡大
☆愛女医彗星
↑
☆木星
ということで、
約1時間のはずでしたが、
途中での、質問にシドロモドロだったので、終わったのは10時30分を回っていました。
それから、
K村先生を中心に、星談義など・・・
1階に降りて、
科学センターの玄関先でも、さらに立ち話を少々、、、
ここで、
4月に「同好会」を結成しようとの声が上がりました!
((( 言い出しっぺは「私」とのこと・・・責任重大!
)))
一体全体、どうなるのでしょうか?
まッ、K村先生が上手くまとめてくださることでしょう・・・他力本願!
さらに、
本日午後1時から、市内玖珂町「あいあいセンター」を借り切っており、太陽観望会を開くとのこと。
空を見上げると、ヾ(・∀・;)オイオイ、厚い雲が出ていました。
K村先生曰く「さっきまで晴れていたのに、曇り男は誰かなぁ~?」
私は、正直に手を挙げました。。。(爆w?)
11時30分過ぎに、玄関前で解散しました。
☆☆☆
ちょっと窮屈ですが、このまま「太陽観望会」の様子をご紹介します。
午後1時に、あいあいセンター1階ロビーで待ち合わせ・・・私は数分遅刻しました、スミマセンm(_ _)m
参加者は、
K村先生、Y村指導員、F山指導員、K野校長、F本教諭、そして私、合計6人です。
早速、K村先生から、参加者へ天文台室の使用方法の説明がありました。
ドーム内の照明⇒スリットの開閉⇒各種電源ON⇒架台ロック解除⇒ステラナビ8立ち上げ⇒「定位置」設定⇒導入する天体「」チョイス⇒【観望】⇒「定位置」ホームポジション⇒架台ネジロック⇒各種電源OFF
そして、いよいよ「DayStarフィルター」のリベンジです。
最初は雲の往来が多く、やや難儀をしましたが、次第に晴れ間が広がり、晴天を確保することができました。
さて、肝心の見え味ですが、
フィルターの温度調節に時間がかかるためか、眼視では、今イチという感じでした。
カートン8cm屈折望遠鏡に、筒先フィルターを装着し、接眼部にDayStarフィルターをはめ込む仕組みになっているのですが、筒先フィルターが本来の口径以下(6cm?)に絞ってある(6cmだとF値は「20」の)ためか、視野内の太陽は「薄暗い赤」というイメージです。
それでも、黒点はちゃんと分かったし、太陽周辺リムに小型のブロミネンスを確認することができました。
それじぁ、写真に撮ってみようということになり、持ち込んでいた私のキャノン×4で撮るため、ライブビューでピント合わせをしようと露出時間を延ばしていたら、まぁまぁ~なプロミネンスを確認することができました。
(カメラ液晶画面に写るプロミネンスを、携帯カメラで撮っているのは、私:イッシーですw)
また、
次回は、F本先生のご提案による「PCを利用し、モニター画面にリアルタイムな太陽を投影する」に取り組もうとの意見が採択されました。
楽しみですネ☆彡
そして、
仕上がった「太陽画像は」、次の2枚です。
○カラー(Kissピンク 40枚スタック)
○白黒(Kissモノクロ 30枚スタック)
↑
薄雲があったせいでしょうか、少しマダラになってしまいましたぁ m(_ _)m
参加いただいたメンバーから
「画像処理というものがあまり難しくなく、簡単に出来ることが理解できた」
「これなら自分でもできそう。やってみようかな?と再び撮影の意欲がわ いてきた・・・」
とのメールをいただき、 今回の私の役目は、一応終わったのかなと思った次第です。
今後は、合同撮影会とか、定期観望会とか、できたら良いですネ
最初から、あまり無理はしないことが、長続きする秘訣では ・ ・ ・ ( ̄^ ̄)ゞ